こちらも参加。
ホフステッドはご存じない方も多いかもしれませんが、
異文化マネジメント業界では超重要人物。
その世界では多文化世界はあまりにも有名。
まだ満席ではないようなので、時間のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
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ASBセミナー
ヘールト・ホフステッド教授の異文化マネジメントセミナー:
『文化の影響力に終焉はない』
日時: 2011年6月29日(水) 15:00-17:00(開場 14:30)
講演:“Culture’s Continuing Consequences”
Professor Dr. Geert Hofstede, Emeritus, University of Maastricht
内容詳細
ビジネスはあらゆる次元で国際化が進んでいます。とりわけ、21 世紀に入ってからのヒトの国際化は目を見張るばかりであり、日本において今ほど異文化マネジメント(Cross-Cultural Management)の必要性が増している時は無いでしょう。
一つは個人としての必要性です。成功する国際ビジネスパーソンの要件は語学、経営知識、異文化マネジメントの3つと言われます。先の2つは様々な学ぶ場や方法論が提供されていますが、異文化マネジメントを学ぶ場や方法論は、日本国内ではあまり広まっているとは言えません。
もう一つは組織としての必要です。国際ビジネスを行う上で製品やサービスの優秀さだけで優位性を構築することは難しくなってきました。現地文化の正しい理解と適応、さらには、関与する多くの個別文化の価値観やコンテクストをグローバルにどうバランスさせるかで差がつくケースが増えてきています。
そのためには異文化マネジメントが必須です。実際に、欧米のみならずアジアでも異文化マネジメント研究熱は高まっています。
『多文化世界』の著者である G.Hofstede 先生は、50 カ国に及ぶ 11 万 6 千人を対象に国民文化を調査し、世界で初めて実証的かつ体系的に国民文化の違いについて示しました。この研究は異文化研究のパイオニア的存在であり、最初の出版から30 年を経た現在も国際ビジネス研究の金字塔として参照され続けています。
Hofstede 先生は、最も論文引用の多い研究者であります。また Hofstede model は国際経営のフィールドにとどまらず、国際マーケテイングの展開においても参照、活用されています。今回は、Hofstede 先生ご本人をお招きし、異文化マネジメントの本質を語っていただきます。
研究者の方のみならず、国際ビジネスを展開される企業の方にとっても非常に意義深いセミナーになると思います。
日 時: 2011 年 6 月 29 日(水) 15:00-17:00 (開場 14:30)
主催・共催: 早稲田大学ASB研究所主催、国際ビジネス研究学会共催
場 所: 早稲田大学 小野記念講 (27 号館地下 2 階)
地図: http://wasedabunka.jp/about/access
参 加 費 用:: 無 料
定 員: 200 名 ※参加申込が定員を上回った場合は、先着順とさせていただきます。
プログラム:
15:00-15:10 開会挨拶 早稲田大学ASB研究所長 太 田 正 孝
15:15-16:45 基調講演 “Culture’s Continuing Consequences”ヘールト・ホフステッド教授
16:45-17:00 質疑応答
参加方法:
御返信用FAX用紙に御記載いただいた上で、下記までご送付ください。
早稲田大学ASB研究所
「異文化マネジメントセミナー」事務局 担当 鍔山 宛
FAX: 03(5286)8863
申し込み締め切り: 2011 年 6 月 17 日(金)17:00
当日は、そのまま会場へお越しください。満員となり出席が難しい場合は、連絡いたします。
お問合わせ
早稲田大学ASB研究所 「異文化マネジメントセミナー」事務局
担当 鍔山 /Tel: 03(5285)0265
講演者の御紹介
1928 年、オランダに生まれる。
1967 年、オランダのフローニンゲン大学において社会心理学の分野で博士号を取得。
「異文化間協力に関する研究所」所長(IRIC、オランダ・マーストリヒト、リンブルフ大学)、ヨーロッパ経営管理研修所(IMD、スイス・ローザンヌ)、ヨーロッパ経営大学院(INSEAD、フランス・フォンテーヌブロー)、ヨーロッパ経営高等研究所(EIASM、ベルギー・ブリュッセル)の組織行動論、経営論の教授を歴任。邦訳された著作として、『予算統制の行動科学』(藤田忠監訳、ダイヤモンド社、1976年)、『経営文化の国際比較』(萬成博・安藤文四郎監訳、産業能率大学出版部、1984年)、『多文化世界』(岩井紀子、岩井八郎訳、有斐閣、1995年)がある。
・関連図書
これは論文用に少しずつ読んでるんだけど、講演までにもう一回ポイントだけでも読んでおこうと思う。
多文化世界―違いを学び共存への道を探る
50カ国+3地域のIBM社員の意識調査等の緻密な分析が、各国の「ものの考え方」「行動の仕方」のリアルな理解を可能にした。異文化理解はいまや世界中の責任感ある市民にとって必修課目である。