2010年8月20日金曜日

グロービッシュ


明日からオーストラリアに2週間ほど短期の語学留学
英語を勉強するのなら、アメリカがいいとかいう思いもあったのだが

金額があまりにも違いすぎるのと
そもそも英語を使いまくる場さへあればいいという思いもあり
オーストラリアを選択した

アメリカよりもオーストラリアの方が環境が好きだというのもある


さて、英語はネイティブのように話せないといけないのだろうか
実はそうでもないかもなって思っている

グロービッシュという言葉を耳にしたこともある人も多いはず
Wikiで調べてみる

英語を話す目的にもよるのだが、
自分の場合は、ビジネスでコミュニケーションをとるために習得したい

もちろんネイティブな英語を話せたらかっこいいし、
ものすごくスマートなビジネスマンに見えるかもしれない

でも、本当に大切なことは

「ネイティブレベルの英語を話すこと」ではなくて

「日本語を理解できない人とも意思疎通できること」だと思っている

そういう意味ではまずは現実路線として
グロービッシュでいいから自分の意志を表現するという部分を身に付けるべき
(ヒアリングはどちらでもそんなに変らない気がする)

そう考えていたら
発音がオージーなまりだろうが、
イギリスなまりだろうが、インドなまりだろうが、シングリッシュだろうが、
関係ないなと思えたのである


もちろん将来的にはネイティブのごとく、
かっこよく英語を使いこなしたいが、
そこまで行く前に、別の言語を学ぶ方が大切かもしれない

何はともあれ、
グロービッシュすら話せないので、
この2週間で少しでも英会話ができるようになってかえって来たい

早稲田MBA(夜間主)試験について

先日、早稲田MBAの試験に向けてという記事を書いたが、
今回は、一次試験突破後の二次試験つまり面接について書こうと思う

自分の場合、二次試験が面接だとわかったものの、
どんな事を聞かれるのか事前に知れたらなぁと思った

もちろん面接担当者によって聞かれることも違うのだが、
せっかく受験するのだからできる準備はしておきたい

というわけで、少しでも参考になる情報が提供できたらなと思います

まず、面接は1対3でした
受験生1人に対して3人の面接官
面接官のうち一人は専攻モジュールの教授、
残りの二人は関連のある方だと思うが、はっきりはわからない

ただし、確実に言えるのは、
二人のうち一人は圧迫担当

圧迫してるだけだとわかってしまえば、
どんなに厳しいことを言われても
自分なりに整理して前向きに答えればいいだけ


自分の場合は、あまりの圧迫っぷりに
この人は圧迫した時の受験生の対応をみるための人だな、と逆に冷静になれた

さて、実際にどんなことを聞かれるかだが、
基本的には事前に提出しているレジュメをベースに質問される
だから、レジュメに書いていることを本筋とした
そこに書かれていないストーリーを自分なりに組み立てておく事が非常に大切

大きく分けると、
1)志望動機
2)研究計画について
3)卒業後のキャリアプラン

自分の場合は、
まずモジュールの担当教授から志望動機の確認があった上で、
その中で簡単に話に出た自社のサービスについて質問があった

・どんなビジネスモデルなのか
・キーファクターは何か
・そのキーファクターの定量データ
(僕の場合はウェブサイト関連なので、どのくらいの人がアクションするの?
それって他のサイトと比べたらすごいの?って感じ)

要は「自社のビジネスの構造をしっかり理解しているか」
というところを確認された感じです

次に圧迫担当者が研究計画についてつっこみます
これは研究計画書が人によって全く違うので、人によって変わってしまいますが、
自分の場合は

・事例を調査すると書いてありますが、
今までの文献や事例をまとめて終わりのイメージですか?

・実際の事例を調査するとおっしゃられていますが、
競合企業の社員であるあなたに情報を開示すると思ってるんですか?
ふつうは自社の事例をベースに研究することの方が多いんですけどね

⇒可能かどうかは別として競合だろうが、調査にはチャレンジしたいという回答と
 そもそも自社の調査をしないなんて言ってないです
 当たり前にやるつもりでいますって回答しました

・あなたのところカンパニー制でしょ、他のカンパニーの情報なんて聞けるの?
(なんでそんなに詳しいんですかって聞きたくなる)

・英語の資格の欄に記入がないですが、今まで受けたことないんですか?

・受けた時は何点でしたか?

・回答後・・・そりゃグローバル厳しいわ

というわけで、二人目は完全に圧迫された状況における対応力を見ています
基本的には冷静に、自分なりの前向きな回答をすれば問題ないです
ここで、慌てたり、怒ったりしてはいけません

最後にもう一人の人の番なんですが、
自分の場合は質問がなかったらしく、
その面接官が「僕はもう大丈夫です」って

興味ないんかい!?と突っ込みたくなる感じでしたが、
さらに面白いのが、担当教授があわてて
「いや、まだ次まで時間が残っちゃってるし、なんかないですか?」って
「じゃあ、一応・・・」
・卒業後のキャリアプランについて、具体的に教えてもらえますか?

面接中に面接官が困っちゃってるよ
こりゃ落ちたなって思いましたが、、、
ここはレジュメに書いた内容をさらにブレイクダウンした自分の目標を話しました


するとすでに終わったはずの圧迫担当が、

R(会社名)さんは35歳定年説がありますけど、
あなたが言うようなキャリアプランは現実的なんですか?

って最後まで圧迫担当に攻め込まれました

なんだかまとまらない説明になってしまいましたが、
結局、全体を通して提出したレジュメの内容を深掘りする内容になります

レジュメのストーリーを本筋に、
そこから発展しそうな突っ込みポイントについては
自分なりにしっかり腹落ちするまで、
その理由はなぜかというのを考えておくことが大切だと思います

簡単に言うと、就職・転職の面接のときには
自己分析でWHYを5回は繰り返せ(TOYOTAと同じ)
と言われたのと同じです

自分のレジュメを見直して、
「それはなぜか?」
を突き詰めて考えておけばほとんど答えられる内容だと思います

それでは、受験生のみなさんがんばってください