先日、このブログでも紹介したASB研究所での「インドビジネスにおけるリーダーシップ」について、その報告がHPに上がっていました
興味のある方は以下のリンクからご覧ください
「インドビジネスにおけるリーダーシップ」(ASB研究所主催)の概要報告
アジアサービス研究所ではまた別のイベントも計画されている(もちろん無料)です。
・・・・・
早稲田MBA(夜間主)の通学(後)の日記。 MBAの授業の内容、考えたことをまとめていこうと思います。 早稲田MBA(夜間主)ではグローバルサービスビジネス系モジュールを専攻していました。 経営、マーケティング、ファイナンス、グローバル戦略、経済学など読んだ本の感想、思った事もまとめていきたいと思います。
2011年4月23日土曜日
2011年2月14日月曜日
世界で通用する人材の条件
| Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 03月号 [雑誌] ダイヤモンド社 2011-02-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
2011年3月号のDIAMONDハーバードビジネスレビューは
プロフェッショナル 「仕事と人生」論
まったく興味をそそられない分野だ
とはいえ、
興味のない分野でこそ
普段の自分の考え方からはかけ離れた新たな発見があるかも
なんて考えながらいくつか読んでみた
以下の二つは「nice!」を押したい感じ
How Will You Meaasure Your Life? (クリックするとPDFが開きます)
「人生のジレンマ」を克服するために
クレイトンM. クリステンセン
Making It Overseas (クリックするとPDFが開きます)
世界で通用する人材の条件
マンスール・ジャビダン、メアリー・ティーガーデン、デイビッド・ボーエン
クリステンセンの方は下手にまとめるより原文を読んだ方がいいと思うので、
というか、
クリステンセンの方はみんなにちゃんと読んでもらって考えて欲しいと切に願う
別にクリステンセンが言ってることが全て正しいとは思わないけど
この記事を読んで自分で考え直すことに意味がある
というわけで、
今回は「世界で通用する人材の条件」についてまとめる
===========
国内で高い業績をあげるエース社員が
グローバル環境になるとまったく成果を出せないケースがある
著者らは、異なる環境下で活躍できる人材と失敗に終わる人材の分かれ道をさぐるべく
世界各国の
シニア・エグゼクティブ200人以上
マネージャー5000人以上
を対象に調査を行った
成否を左右するのはグローバル・マインドセット
グローバル・マインドセットは主に3つの要素からなる
1.知的資本
国際ビジネスに関する知識や学習能力
2.心理的資本
異文化への寛容さと変化への順応力
3.社会的資本
人脈を築き、人々を束ね、文化的伝統や職業上のバックグラウンド
政治的見解が異なるステークホルダーに影響を与える能力
有能なグローバル・リーダーはこれら3つのすべてに秀でている
九つの属性からマインドセットを診断する
知的資本の三属性
- 自分のやり方がグローバル・ビジネスでどれだけ通用するか理解する能力
・グローバル・ビジネスの理解
・複雑性の認知
・コスモポリタン的な思考
心理的資本の三属性
- 新しい経験やアイデアの需要力が非常に重要
・多様性への情熱
・冒険心
・自信
社会的資本の三属性
- 自分とは異なる人々との間に信頼関係を築くときに役立つ
・異文化への共感
・対人影響力
・外交的手腕
努力でマインドセットのスコア改善は可能
知的資本の構築(三つの資本の中でも最も開発しやすい)
自分とは異なる人々に対して、違いを理解していなければ
効果的に影響を及ぼすことはできない
・国際関係の多い記事を読む(エコノミスト、フォーリンアフェアーズなど)
・各国事情について詳しいサイト、ビジネス上の規範を説明したサイトを訪れる
・国際テーマを取り上げるテレビ番組をみる
心理的資本の構築(最も開発が難しい)
次の二つの問いについて、自分なりの答えを考える
・自分にとって異質な人、場所、物事についてどう感じるか
その理由は何か
・自分の感じ方を変える必要があると思うか
それはなぜか
自分意とってのメリットは何か
要は、新しい経験や考え方に接するようにせよ、ということ
普段付き合いのない人々と話をしてみたり、
国際的な映画、レストラン、美術館を体験してみたりすればいい
社会的資本の構築(経験を通じて獲得される)
・社会的な付き合いの幅を広げて、自分とは興味の対象が異なる人と接する
・その人が育った文化圏では、信頼を得たり、良いリーダーとなったりするために
何が必要か、その刻にコミュニケーション上のタブーは何かと尋ねてみる
世界はフラット化しても人々は簡単には適応できない
今は過去のどの時代よりも情報が豊富で、世界中の人間同士がつながりやすい
しかし、だからといって、
現代人がそれだけの情報や、
つながりに適応するだけの準備ができているわけではない
「あなたをより知ったからといって、あなたのことが好きだ、一緒に働きたい、
という意味ではない」
世界は技術や相互接続の観点ではフラット化したのかもしれないが、
世界各国から集まった従業員が非常に異なる働き方をするという点では、
いまだに凸凹している
凸凹のある世界では、
文化や政治の違いを超えて、
まったく異なる人を束ねることのできるリーダーが求められている
・・・・・
2011年1月13日木曜日
自分のアイデアを支持させる方法
ここ最近、職場でぶつかることが多い
自分にとって大きな課題だと気づいているのだが
理屈のない批判や、理屈のない仕事の仕方に許容力がない
平たく言うと、
やりたくないならやらなきゃいい、俺はもう知らん
やりたきゃ勝手にやればいい、俺はもう知らん
となりやすい、我慢ができないのだ
良い意味でいえば、自分の意見を持てるようになり
当事者意識、信念を持って仕事に取り組んでいるからこそそうなるのだが
現実問題、ぶつかるよりも目指す方向に並走できるように促せるようにならないと
これ以上の自分の成長を見込めない
自分はこういう問題に対して自己啓発的な解決策を探すのは性に合わないので
理屈で傾向と対策を理解して、腹落ちさせておきたい
そうすれば、冷静に対処できる気がする
今月のDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューは
あまり読む記事がないなと思っていたんだが
ふと気休めにパラパラ見てたらタイトルの記事が載っていた
たぶん調査対象が米系企業っぽいのでちょっとコンテクストが違う感じもするし、
当たり前の事ばっかじゃねーかという話なんだが、
この悩んでいるタイミングでこの記事に出会った自分への忠告として
学ぶべきエッセンスを簡単にまとめておく
[アーティクルの背景]
我々の認識
- 明快かつ論理的に説明する事が重要
現実問題
- 説明する相手は生身の人間
(不安を抱く、意見が違う、自分の立場に影響がでるかもとひるむ)
- 新しいアイデアにはまず疑ってかかる
素晴らしいアイデアを実現するために人々を巻き込むことは、そもそも人間の問題
すなわち「ライフスキル」(日常の問題に効果的、建設的に対処する能力)
みんなアイデアや戦略を見出すことに関心が向いているが、
これらを実現するために必要なサポートを得ることは全く別の話
"決断"するという事は人間性やグループダイナミクスといった
あいまいな世界からは逃げられない
ビジネススクールにおいても
・問題を解決するためにアイデアを生み出す
・そのアイデアを検討し、議論し、みんなの理解を得、支持を取り付け、
推し進め、成功させるための方法を考える
この二つの時間は8対2ぐらいの割合になってしまってる
[反対者や批判者を巻き込むテクニック]
著者らの調査では、誰よりも効率的に支持を取り付けた人は
・抵抗勢力を"無視する"
というようなずる賢い戦略を実践していない
むしろ真逆のやり方
・抵抗勢力を"抱き込む"
で成功している
批判された場合の対策はシンプルだが直観に反するものである
我々の直観
- データや理屈でみんなを説き伏せ、攻撃してくる奴は、
脅威にならないようIQの力で打ちまかす
実際の有能な人
- 弾丸のように言葉を浴びせたりしない
相手に敬意を払い、単純明快で常識的に対応する
たいていの人にとって
偏っていると思う相手に敬意を払うのは簡単なことではない
(個人的にはこれがかなり当てはまるし自分も偏ってる)
人間の動機(批判の動機)は多種多様でなので、
裏を読んだりしても無意味
敬意の対極は反撃
周囲は相手の攻撃が不当なものだとしても
反撃する人間を見て、相手側に同情してしまうかもしれない
だからこそ、
敵を引き入れ、あえて批判させ、反撃はしない
もっと高い次元にたって
すぐれた指導者としての印象を与える
有利な立場に回れば
人々はアイデアに共感し、話に耳を傾け、感情面でも近づいてくる
[批判への対処]
場当たり的な対応はダメ
成功の決め手は適切かつシンプルで、常識的な下準備
掲載されているアイデア潰しの24の質問リストに目を通し、
想定される攻撃と対応について事前に自問(もしくは支持者とブレスト)しておく
[偉大なリーダーたちは物語を語る]
偉大なリーダーに共通する特徴の一つ
単純明快なコミュニケーションという才能
このようなコミュニケーションとは、
・やさしく噛み砕く
というものではなく、
・みんなに問題を理解させるいちばんの方法を見つけさせる
というもの
この段落の内容については
先日ゼミで勉強したこっちの記事:Storytelling That Moves Peopleの方が参考になる
何はともあれ、
正直気に入らないが、感情コントロールをする術を学ぼう
それが自分のビジネスパーソンとしての質を高めるのだから
・・・・・
自分にとって大きな課題だと気づいているのだが
理屈のない批判や、理屈のない仕事の仕方に許容力がない
平たく言うと、
やりたくないならやらなきゃいい、俺はもう知らん
やりたきゃ勝手にやればいい、俺はもう知らん
となりやすい、我慢ができないのだ
良い意味でいえば、自分の意見を持てるようになり
当事者意識、信念を持って仕事に取り組んでいるからこそそうなるのだが
現実問題、ぶつかるよりも目指す方向に並走できるように促せるようにならないと
これ以上の自分の成長を見込めない
自分はこういう問題に対して自己啓発的な解決策を探すのは性に合わないので
理屈で傾向と対策を理解して、腹落ちさせておきたい
そうすれば、冷静に対処できる気がする
今月のDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューは
あまり読む記事がないなと思っていたんだが
ふと気休めにパラパラ見てたらタイトルの記事が載っていた
たぶん調査対象が米系企業っぽいのでちょっとコンテクストが違う感じもするし、
当たり前の事ばっかじゃねーかという話なんだが、
この悩んでいるタイミングでこの記事に出会った自分への忠告として
学ぶべきエッセンスを簡単にまとめておく
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[アーティクルの背景]
我々の認識
- 明快かつ論理的に説明する事が重要
現実問題
- 説明する相手は生身の人間
(不安を抱く、意見が違う、自分の立場に影響がでるかもとひるむ)
- 新しいアイデアにはまず疑ってかかる
素晴らしいアイデアを実現するために人々を巻き込むことは、そもそも人間の問題
すなわち「ライフスキル」(日常の問題に効果的、建設的に対処する能力)
みんなアイデアや戦略を見出すことに関心が向いているが、
これらを実現するために必要なサポートを得ることは全く別の話
"決断"するという事は人間性やグループダイナミクスといった
あいまいな世界からは逃げられない
ビジネススクールにおいても
・問題を解決するためにアイデアを生み出す
・そのアイデアを検討し、議論し、みんなの理解を得、支持を取り付け、
推し進め、成功させるための方法を考える
この二つの時間は8対2ぐらいの割合になってしまってる
[反対者や批判者を巻き込むテクニック]
著者らの調査では、誰よりも効率的に支持を取り付けた人は
・抵抗勢力を"無視する"
というようなずる賢い戦略を実践していない
むしろ真逆のやり方
・抵抗勢力を"抱き込む"
で成功している
批判された場合の対策はシンプルだが直観に反するものである
我々の直観
- データや理屈でみんなを説き伏せ、攻撃してくる奴は、
脅威にならないようIQの力で打ちまかす
実際の有能な人
- 弾丸のように言葉を浴びせたりしない
相手に敬意を払い、単純明快で常識的に対応する
たいていの人にとって
偏っていると思う相手に敬意を払うのは簡単なことではない
(個人的にはこれがかなり当てはまるし自分も偏ってる)
人間の動機(批判の動機)は多種多様でなので、
裏を読んだりしても無意味
敬意の対極は反撃
周囲は相手の攻撃が不当なものだとしても
反撃する人間を見て、相手側に同情してしまうかもしれない
だからこそ、
敵を引き入れ、あえて批判させ、反撃はしない
もっと高い次元にたって
すぐれた指導者としての印象を与える
有利な立場に回れば
人々はアイデアに共感し、話に耳を傾け、感情面でも近づいてくる
[批判への対処]
場当たり的な対応はダメ
成功の決め手は適切かつシンプルで、常識的な下準備
掲載されているアイデア潰しの24の質問リストに目を通し、
想定される攻撃と対応について事前に自問(もしくは支持者とブレスト)しておく
[偉大なリーダーたちは物語を語る]
偉大なリーダーに共通する特徴の一つ
単純明快なコミュニケーションという才能
このようなコミュニケーションとは、
・やさしく噛み砕く
というものではなく、
・みんなに問題を理解させるいちばんの方法を見つけさせる
というもの
この段落の内容については
先日ゼミで勉強したこっちの記事:Storytelling That Moves Peopleの方が参考になる
何はともあれ、
正直気に入らないが、感情コントロールをする術を学ぼう
それが自分のビジネスパーソンとしての質を高めるのだから
・・・・・
2010年11月23日火曜日
グローバル企業の経営戦略
外務省の特命大使から見た日本の現状についてメモ
語学力:英語+αが世界標準そんな中、不利な日本語。
楽天、ユニクロの英語社内公用語化をどう見るか
グローバルビジネスリーダーの必須条件
語学、IT、ファイナンス、リーダーシップ
-競争相手は外国人だと認識すべし
サムスンの入社条件 TOEIC:900点ちなみに課長以上になるには920点が必要
ソニーは課長以上で650点
サムスン、ソニーどちらもグローバルな企業だが、
韓国のグローバル化に対する姿勢と日本の姿勢がこんなところにも出ている。
高麗大学卒業条件:TOEIC:800点
入学者数が減るかと思ったのに増加したとのこと
企業は文部科学省に頼っていてはいつまでたっても語学は伸びないと認識し、
経済界が教育も引っ張っていく気でやるしかない
そういった意味で上述の楽天、ファストリの英語社内公用語化は意味がある
国際競争力
航空(規制でダメになったアルゼンチンと一緒でハブになれない)
エネルギー(エネルギーがないのにサマータイムを導入していないなんて馬鹿なことはない)
時差(経度幅が30度くらいあるんだから時差があってしかるべき)
メキシコのヤクルト
一日に320万本を販売する
創始者、カルロス・春日:毎週木曜日は従業員の生活を知るために従業員の家で食事
一番早く来て一番最後まで働く
本当にただのメモだなこりゃ、、、
語学力:英語+αが世界標準そんな中、不利な日本語。
楽天、ユニクロの英語社内公用語化をどう見るか
グローバルビジネスリーダーの必須条件
語学、IT、ファイナンス、リーダーシップ
-競争相手は外国人だと認識すべし
サムスンの入社条件 TOEIC:900点ちなみに課長以上になるには920点が必要
ソニーは課長以上で650点
サムスン、ソニーどちらもグローバルな企業だが、
韓国のグローバル化に対する姿勢と日本の姿勢がこんなところにも出ている。
高麗大学卒業条件:TOEIC:800点
入学者数が減るかと思ったのに増加したとのこと
企業は文部科学省に頼っていてはいつまでたっても語学は伸びないと認識し、
経済界が教育も引っ張っていく気でやるしかない
そういった意味で上述の楽天、ファストリの英語社内公用語化は意味がある
国際競争力
航空(規制でダメになったアルゼンチンと一緒でハブになれない)
エネルギー(エネルギーがないのにサマータイムを導入していないなんて馬鹿なことはない)
時差(経度幅が30度くらいあるんだから時差があってしかるべき)
メキシコのヤクルト
一日に320万本を販売する
創始者、カルロス・春日:毎週木曜日は従業員の生活を知るために従業員の家で食事
一番早く来て一番最後まで働く
本当にただのメモだなこりゃ、、、
2010年8月19日木曜日
失敗に寛容な組織をつくる
ここのところ、組織内で二つの考え方が
まっこうからぶつかっている気がしている
個別に聞いてみるとどちらも正論なんだが、
一方の正論は自分にとってなんだかとてもしっくりこない
毎回、「うーん正論なんだけどな」と頭を抱えていた
言っている事はまっとうで、論理的に考えれば非の打ち所はないかもしれない
でも何かが違う
自分の中の直感がそうアラートをあげていた
そんな中、偶然にもHBRの9月号の論文の中に答えを見つけた
それは「失敗は成功の反語ではない」という言葉で
「失敗に寛容な組織を作る(和訳)」という論文の中に出ていた
(原文はこちら)
結局、二つの意見の対立というのは、
1.調査が足りない、そんなニーズどこにあるのか
もっと詳しく調べてからじゃないと商品なんて作れない
2.どんなに詳しく調査しても、正解はわからない
ある程度納得できるレベルで調査・設計ができた段階で
まずは実験的に商品を投入してみるべきだ
という対立だ
結局「ある程度納得できるレベル」の個人的な感度にもよってしまうのだが、
今までの経緯を鑑みれば
1.の意見を主張する人は
過度に失敗を怖れるタイプ
2.の意見を主張する人は
失敗してもいいから新しい価値創造に重きを置くタイプ
どちらも組織にとっては大切な人材
ケースバイケースだし、どっちにしたってあたるかはずれるかはわからない
ただ、個人的には1.の意見を主張し続けているだけでは
この先も行き詰るんだろうなって直感的に感じてしまっていた
はっきりいて今僕の所属する業界、マーケットの見通しは非常に不透明だ
でも幸い弊社には資金力と新しいことにトライしていく人材がそろっている
さらに言えば、今までも失敗を怖れずに
たくさんのビジネスにチャンレンジしたからこそ伸びてきた企業である
自分自身はこの企業文化こそが競争力の源泉だと思うし、
逆にこれ以外に強みという強みなんてないに等しい
だからこそ、この論文が自分の心に刺さったんだと思う
詳しくは直接論文を読む方がいいと思うが、
せっかくなので自分自身が大切だと感じたことを簡単にまとめる
----------------------------------------------
「成功への最短距離は、失敗の確率を二倍にすることである」
IBMの創業者 トーマス・ワトソン・シニア
[失敗に寛容なリーダーの資質]
-エンゲージメントリーダーシップ
成功を追及すること以上に、自分の組織の知的資本、
つまり社員の経験や知識、想像力の強化に焦点をあてる
その手段となるのが「エンゲージメント」である
-失敗の公表
リスクを恐れない環境を整えるうえで、
マネージャーがみずからの失敗を公表する以上に効果的な手段はない
-競争絶対主義の危険性を知る
競争は、問題を解決し、プロジェクトを前進させること以上に
相手に勝ちたいという願望を生み出してしまう
しかもこの過程で、イノベーションに欠かせない情報の自由な流通が阻害される
まっこうからぶつかっている気がしている
個別に聞いてみるとどちらも正論なんだが、
一方の正論は自分にとってなんだかとてもしっくりこない
毎回、「うーん正論なんだけどな」と頭を抱えていた
言っている事はまっとうで、論理的に考えれば非の打ち所はないかもしれない
でも何かが違う
自分の中の直感がそうアラートをあげていた
そんな中、偶然にもHBRの9月号の論文の中に答えを見つけた
それは「失敗は成功の反語ではない」という言葉で
「失敗に寛容な組織を作る(和訳)」という論文の中に出ていた
(原文はこちら)
結局、二つの意見の対立というのは、
1.調査が足りない、そんなニーズどこにあるのか
もっと詳しく調べてからじゃないと商品なんて作れない
2.どんなに詳しく調査しても、正解はわからない
ある程度納得できるレベルで調査・設計ができた段階で
まずは実験的に商品を投入してみるべきだ
という対立だ
結局「ある程度納得できるレベル」の個人的な感度にもよってしまうのだが、
今までの経緯を鑑みれば
1.の意見を主張する人は
過度に失敗を怖れるタイプ
2.の意見を主張する人は
失敗してもいいから新しい価値創造に重きを置くタイプ
どちらも組織にとっては大切な人材
ケースバイケースだし、どっちにしたってあたるかはずれるかはわからない
ただ、個人的には1.の意見を主張し続けているだけでは
この先も行き詰るんだろうなって直感的に感じてしまっていた
はっきりいて今僕の所属する業界、マーケットの見通しは非常に不透明だ
でも幸い弊社には資金力と新しいことにトライしていく人材がそろっている
さらに言えば、今までも失敗を怖れずに
たくさんのビジネスにチャンレンジしたからこそ伸びてきた企業である
自分自身はこの企業文化こそが競争力の源泉だと思うし、
逆にこれ以外に強みという強みなんてないに等しい
だからこそ、この論文が自分の心に刺さったんだと思う
詳しくは直接論文を読む方がいいと思うが、
せっかくなので自分自身が大切だと感じたことを簡単にまとめる
----------------------------------------------
「成功への最短距離は、失敗の確率を二倍にすることである」
IBMの創業者 トーマス・ワトソン・シニア
[失敗に寛容なリーダーの資質]
-エンゲージメントリーダーシップ
成功を追及すること以上に、自分の組織の知的資本、
つまり社員の経験や知識、想像力の強化に焦点をあてる
その手段となるのが「エンゲージメント」である
-失敗の公表
リスクを恐れない環境を整えるうえで、
マネージャーがみずからの失敗を公表する以上に効果的な手段はない
-競争絶対主義の危険性を知る
競争は、問題を解決し、プロジェクトを前進させること以上に
相手に勝ちたいという願望を生み出してしまう
しかもこの過程で、イノベーションに欠かせない情報の自由な流通が阻害される
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