2012年1月29日日曜日

代表的日本人

代表的日本人 (岩波文庫)代表的日本人 (岩波文庫)
内村 鑑三 鈴木 範久

岩波書店 1995-07-17
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修論の提出も終わり、
授業もなく、時間にゆとりができてきたこともあり
そろそろ勉強以外の何か、
について読書しようと思って会社の同僚に借りて読んだ

海外で働きたい、というのに
日本人の特徴だったり、日本、という国に対しての
理解が浅いと思ったから

本の内容自体は冗長な部分が多いのは否めない
ただ、日本人的気質だったり
いわゆる歴史上の人物がどんな人だったのか
教科書レベルを一段越えた部分で理解するにはいい書籍だった

とはいえ、これだけで何かがつかめたかというと
そういうわけではないけれども、、、

もう少し、日本人、日本についての理解を深めて
異国の人と話すときにも、仕事するときにも
日本ってどんな国?っていう質問に応えられるレベルには
なっていたいな、と思うのだ


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2012年1月21日土曜日

修士論文執筆にあたっての事前準備

さて、僕自身は修士論文の執筆も一応終わりましたが、
来年、修士論文の執筆に挑む方もいるかと思います

論文の執筆にあたって、振り返りというか
ここは気をつけておいた方がいいよ、
というちょっとしたアドバイスを

1. ワードのフォーマットは最初に作る
論文を書き始めは
面倒だから後で書式やページ設定すればいいや、
そう思いがちです

これは大きな落とし穴です

最後の追い込みの時期に書式を直さなければならなかったり、
ページ設定が違ったがために図の位置がずれてしまったり、
目次が自動更新できる設定になっていなかったり

これが最後の追い込みの時期に来ると
それだけで一日が無駄になるほどの作業がやってきます

ですので、書くぞーとなったら真っ先にこの設定をすることをおすすめします

先輩がいるモジュールであれば
先輩からフォーマットをもらっておくといいかも知れません
また、連絡してもらえれば僕が作ったフォーマットもお渡しします
※もちろんフォーマットが間違っている可能性もあるので使うのは自己責任で
(ただ、早稲田MBAの学生である事がわかる手段は欲しいですね)

結構重要なのが、章ごとにセクション区切りをしっかりしておく、
という事だと思います
セクション毎の設定が割と多く発生したりしますので、
書きはじめの頃に使わない気がしても
章ごとにセクション区切りを入れておきましょう

2. 参考文献の記入方法は文献を読む前に勉強、参考文献は一冊ずつ追加していく
これも大きな落とし穴です
参考文献の記入フォーマットは我々のようなサラリーマンには意外と難しいです
だからこそ、先に記載方法を勉強しておいてください

そして、参考文献は一冊読む毎に
必ず修士論文の参考文献欄に追加していってください
後から追加しようと思っても、
何の本にが参考になったのか、思い出せなくなります
最後に追い込んで書こうと思ってもはっきりいって時間がないです

3. 文献の読み方
文献を読んでいると、何となく勉強になるなー
という気持ちで読み進めてしまいますが、
少しでも発見があったページには付箋を貼り、付箋にメモを書いてください

どこに何が書かれていたか覚えていられる
そう思っていても、何十冊も、何十もの論文を読み続けていると
絶対に後から見つけられなくなります
はじめから必要な場所に付箋をはり、付箋に何が重要だと思ったのかを
書いておくだけでかなり楽になります

4. 印刷について
印刷はキンコーズなどで行う事になると思いますが、
白黒とカラーが混ざるととんでもなく面倒です
なるべくカラーでなくてもわかるように執筆する事をおすすめします

お財布にもやさしいです

また、印刷する場所は事前に決めておいた方がいいです

5. 提出時に必要な書類を事前にきっちり確認する事
自分自身は足りていると思っていても、
行ってみて足りなかったり、書いたつもりになっていた書類が
足りなくて手書きになってしまったり
そんな事にならないようにしっかり確認しましょう

とりあえず、今思いつくのはこんなところですかね

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2012年1月14日土曜日

修論の提出

1月7日(土)に修士論文を提出し、
少し落ち着いてきたので、
またブログを再開します

 ちなみに論文テーマは
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 メディア型プラットフォームの国際化
 - ビジネスモデル移転の視点から - 
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簡単に内容を書いておくと、
プラットフォームビジネス、 特にツーサイドマーケットの特性を持つ
プラットフォームの国際化手法について先行研究レビュー、国内の事例分析から
メディア型プラットフォームのビジネスモデルのコアとなる仕組みを抽出し、
仕組みの移転可能性に着目した理念型としての国際化分類を提示
国際化分類の違う事例間比較を行う事で国際化手法の検証を行いました

もともと入学時から自分が研究したかったテーマだったので、
結果的に纏めた内容について、他の方の評価がどうであれ、
自分にとっては非常に有意義な取組みになりました

最終提出が完了した際にはまた、
もう少し内容を書こうかと思います

 まずは、2月4日(土)の口述試験に向けて
誰にでも話が伝えられるレベルに頭を整理しておこうと思います

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太田先生のモジュールへの受験

ここのところ、太田先生のモジュールについて
ブログを通じて何度かメールで質問をいただきました。

受験(一次試験)に際して事前にどんな勉強をしておけばいいか、
という内容が多いですが、
たぶん一番いいのは事前に過去問を入手して対策しておく事です。

とは言っても、僕が受験した時には前年との傾向が全く変わってしまって
意味がない状態でしたが。
ある程度、筆記試験のレベル感がわかるので、
まずはそこを抑えるのがいいのではないかと思います。

後は、面接(二次試験)ですが、
面接に向けてはやはりレジュメ作成が重要になります。
面接の内容は以前の記事『二次試験、面接について』にもありますので、
そちらを確認していただく事として、
今回お伝えしたいのは、太田先生の特徴です。

太田先生はアカデミックかプラクティカルかと言われれば
アカデミックな先生です。

ですので、プラクティカルな事を学びたいという方は、
正直、やめておいた方がいいと思います。
(当然体系的な理論を学ぶ事でプラクティカルな知見も得られますが)

一番いい判断基準は、
太田先生の著書『多国籍企業と異文化マネジメント』を読んだ上で、
その著書の内容がまさに自分が勉強したい内容だ、と思えるかどうかです。

僕自身は事前に著書を読んだ上で、共感を持った上で入学しましたので、
入学後のゼミは本当に毎回が刺激的で、学ぶところが多かったです。
過去に戻ってもう一度受験モジュールを選択できるとしても、
太田先生のモジュールを選択します。
(たぶんこれは、他のモジュールの方も同じだとは思いますが)

まずは、そのモジュールの先生がどんな事を専門としている先生なのか、
その先生の専門分野が本当に自分が学びたい事なのか、
著書を読むなりして、判断するのが一番いいと思います。
(モジュール制のMBAを受験する方だけが対象です)

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