2010年6月5日土曜日

秋学期の履修に向けて

早稲田MBA夜間主に入学し2ヶ月ほど経過した

春学期の中でも前半の授業は徐々に終了しはじめている

まぁここまでは無難にやってきたと思う


反省すべきPOINTとしては

基礎科目は内容が簡単すぎることもあり途中から、

面倒だから課題をこなせばいいや

というマインドセットになってしまったこと

しょうがないと言えばしょうがないのだが、
あまりに初歩的な話ばかりだったり、
ケースばかりやってると飽きてしまう

秋学期の履修に向けては自分のこういった性格も含めて
再度戦略を練り直そうと思っている


やはり、少人数でエッジのたった科目の方が
自分にはあっている

先生との距離も近いし、
自分だけではなかなか勉強しない領域の話が聞ける


一方で、大人数でやる基礎科目や、ケースの授業については
フレームの域を出なかったり、筋が外れたまま議論が進んでしまったり、
いまいち煮え切らない


そういうわけで、秋学期の履修については、

小規模でエッジのたった科目を中心に
卒業のためと割り切った基礎科目をいくつか履修
という戦略に転換しようと思う

...

ファイナンスI 試験

ファイナンスIは最後に試験があった

内容は基礎的なごく簡単な問題で、
教科書を1度読んで理解していれば解けるレベル

点数をつけるためのテストではなく、
ファイナンスの構造が理解できているかどうかの確認に近い

一応テストの内容もメモっておく

1.正誤問題で正誤を回答した上で、その理由を記述

1-1 一般に、成長期の企業は成熟期の企業よりも積極的に配当を行うべきである

1-2 一般にリスクとは、大きな損失を生み出す可能性が高いことである

1-3 フリーキャッシュフローは、絶えずプラスであることが望ましい

1-4 一般に、借入金や社債が多い企業の財務の柔軟性は低い

1-5 一般に、増資は成長を期待させるので、株価を上昇させる可能性が高い

1-6 一般に増配の発表をすると株価は上昇する

1-7 NPV>0の場合は、必ずIRRはハードルレート(割引率)を上回っている

1-8 NPVとIRRの結論が違った場合には、IRRの結論を優先すべきである

1-9 WACCはDEBTの比率を高めると、通常は低下していく

1-10 AAAの格付けは、全ての企業にとって望ましいものである


2.以下の5つの考えは一般的に正しいと考えられる、その理由を簡単に述べよ

2-1 投資の案件の評価を1つのツールで行いたい場合hには、回収期間法やIRR方よりも、NPV法のほうが望ましい

2-2 割引率やハードルレートを、事業分野や地域ごとに変えることもある

2-3 株主の立場から考えると、適度な借入金であればある方が望ましい

2-4 ガス供給会社とIT業界の企業を比較すると、ガス供給会社の方がより多くの借入金や社債を使って資金調達を行うべきである

2-5 同業界の企業でも、一般に業績の良い企業の借入金や社債の金額は小さく、逆に業績の良くない企業の借入金や社債の金額は大きい傾向がある

3.以下の3つの問いに答えなさい

3-1 ROEの意味と、それを使う場合に注意すべきポイントについて簡単にまとめてください

3-2 WACCの意味と、それが低くなった場合に考えられる理由と低くなった場合のメリットについて簡単に説明してください

3-3 キャッシュフロー計算書をもとに計算するフリーキャッシュフローと、投資プロジェクトの評価で使うフリーキャッシュフローの違いについて、簡単に説明してください


こんな感じ

満点ではないにしろ全体的に しっかりかけたと思う

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