2010年8月11日水曜日

MBAで学ぶということ

夏休みになり、やることがない事もあり

MBAで学ぶってなんだろうと

ふと、考えた


一つだけ、絶対に違うと断言できるのは、

自分が素晴らしいと思った先生の考え方をそのまま真に受けて、
なんでもかんでも

「素晴らしい、自分もそうならなければ」

と考えること


考え方なんて人それぞれだし、
大切な考え方、問題の捉え方、思考方法なんていくらでもあるから
ある一人の先生が言った内容が

適していることもあるだろうし、適さないときだってある


この先生を尊敬するってのはおかしくて、
この先生のこういう考え方は、こういう場面で使えるな
こういう手法はこういうときにはそぐわないな
こんな見方をしてみたらどうだろう

ってのを自分の頭を使って考えるべきなんだと思う


授業で扱うケースにしたって、
エッセンスとしてはいいんだけど、
現実にはそぐわない事なんていくらだってあるし、

先生の説明の中で、そのデータの読み方をしたらそうだけど、
こういう観点でそのデータを読んだら全く別の話しになるよね

なんて事だって実際にはあるわけで、

受け入れることよりも、それが指し示す本質は何かってのを捉えないといけない


結局、MBAで学ぶということは、

自分の頭に知識を詰め込むこと、
先生の頭をコピーすること

なんかでは決してなくて

+αを生み出すために自分の頭を鍛えること、

に尽きると思う


そういう意味では、授業という場は

自分の頭の引き出しを増やすこと
引き出しの中のコンテンツの組合せ方法を考えること、
引き出しからの引き出し方を身に付けること

に使うべきなんじゃないかと思う


全ての授業が当てはまるかはわからないけれども、
少なくとも、何かを盲目的に信じるよりは
自分の考え方を鍛えるために参加する授業の方が多くならなければダメだと思う

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