2010年10月8日金曜日

アントレプレヌールシップ

初回授業は「中小企業の新規事業開発」の第三部についての講義

正直、しっくりこなかった

理屈を整理したと言っているわりには、
ただのフローチャートだったり
曖昧模糊としてよくわからない

現実問題、実際のビジネスの場ってのは、
そんなものだと思う部分もあるが、
せっかく授業でやるのであればもう少し体系立てて整理して頭の基礎を築きたい


このままのペースでこの授業が進むと

完全にやりっぱなしになってしまうので、
次回からはもう少しインタラクティブに
こちらが先生から引き出せるように工夫をしようと思う


教科書自体もあまりお勧めできるような内容ではないが、

これはいいなと思った内容をメモしておく

・3Mのケースに学ぶ新規事業開発に必要なポイント
アイデアを否定する側には否定する根拠をしっかりと準備させる

解釈するに
新規事業開発が継続的に行われるためには、
新規事業開発に携わるインセンティブ設計が重要なのは疑う余地もない
ただ、これだけでは継続的には続かない
新規事業のアイデアを簡単につぶさないための制度設計を仕組みに組込む事も大切

なぜならば、新規事業のアイデアは
その時点では正確に把握できていないマーケットをターゲットするケースが多く、
既存事業を知っていればしっているほど、「できない理由」が思いついてしまうから
ジャッジをする側からすると、
変なリスクをとるより、
できない理由をつけて既存事業を守るインセンティブの方が強くなってしまう

「アイデアを否定する側に否定する理由のレポート」を要求するという考えは、

新規事業を開発するインセンティブ



既存事業を守ろうとアイデアをつぶそうとするインセンティブ

のバランスをコントロールする重要な制度設計だと感じた


他にはあまり、発見できなかった




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