先週末、アジア・サービス・ビジネス研究所主催のセミナー
「インドビジネスにおけるリーダーシップ」に参加してきた。
会場は早稲田大学11号館の903教室。
馬蹄形の教室で割と人数も入る教室だが満員御礼、立ち見も出ていた。
講師はジテンドラ・シン(ペンシルベニア大学ウォートン校教授)で、
THE INDIA WAYの著者
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先日、THE INDIA WAYを読んだゼミメンバーが面白かったと言っていたので
かなり期待していたのだが、
期待していたよりは若干ざっくりした内容が多かった。
あまりメモもしていないのだけれども、
念のため記載しておく。
前半は世界経済におけるインド経済の位置づけをマクロデータを用いて説明
この説明がインド経済の基本データを知っている人からすると、
ちょっと、というかかなり余分に時間を使ってしまった。
後半になってやっとインド人リーダーの資質の話になる
面白かったのは
英語を公用語化する日本企業に話題が及んだ際に、
日本人は日本語を失うとアイデンティティを失うと考える人が多い、
という意見に対して、インド人はどう考えているかという回答。
"Think in English and act Indian"
インド人のアイデンティティはインド人の中にあるもので、
英語を使ったとしてもなくなるものではない。という意識
インド人のLeadershipに関するポイント
Holistic Engagement with employees
- HOw indian leaders think about nature of employees
Improvisation and Adaptability
- Leaders must be flexible
Improvisation is also at the heart of the india way.
In a complex, often volatile environment with few resources and
much red-tape, business leaders have learned to rely on their wits
to circumvent the innvmerable hurdies they recurrently confront
Creative Value Propositions
ここはGEの例を出していたんだけど、
GEはマーケットとしての大切さで言えば中国の方が大切だと言っているが
戦略的(頭脳の獲得のようなイメージ)にはインドの方が大切
インドで生み出されたビジネスモデルを少しリファインすれば
200近い進出国に輸出が可能になる
以前にダイヤモンドハーバードビジネスレビューで読んだ
How GE IS Disrupting Itselfの内容に近い。
※日本語で読みたい方は、お金がかかりますが、
Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2010年 01月号 [雑誌]
にGEリバースイノベーション戦略としても出ています。
あの時は発表用にイメルト本も急いで読んだけど、
なかなか面白かった記憶もある。
(ハーバードビジネスレビューの内容の方が面白い)
ジェフ・イメルト GEの変わりつづける経営 デビッド マギー 関 美和 英治出版 2009-12-08 売り上げランキング : 36180 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
あとは、
Broad Mission and Purpose
うむ。いまいち自分自身何が大切なポイントだったのかわかってないかも。
いろいろ多く詰め込みすぎてポイントがぼやけたままのセミナーだったかな。
(人のせいにしちゃ駄目か、、、)
・・・・・
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